弦楽器にはまったく縁がないですからね。でも二胡や馬頭琴の音色は好きで、聴けるとなると足を運びます。
(なぜか大陸に関連するものに惹かれるのは、そろそろモンゴルへ行けという兆しなのかな?)
たまたまレクチャーつきの演奏会があり参加すると、馬頭琴はナイロンでできた二弦のみでソとドの音しか出ないと解説がありました。
爪で弦を押さえながら弓で演奏するそうです。
何曲か演奏がありましたが、どれもモンゴルの草原を彷彿とさせるような、野外で聴けばもっと素敵だろうなと感じるものばかりでした。
ピアノとパーカッションとのセッションもあり贅沢な時間を過ごせました。
合間に珍しい楽器に触って音を出せるコーナーがあり、サボテンの中に砂が入ったレインスティックという楽器は波の音のような音色でアリゾナで雨乞いの儀式のさいに使うのだとか。
モーコックというカエル型木魚のような楽器は擦って音を出します。
衣裳の解説もあり、女性はベストに満族のワンピースのようなモンゴルの民族衣裳で、袖は手の平まで隠れる長さで馬に乗るとき手綱で手にマメができないよう手袋のように使うそうです。
靴はブーツで爪先が尖っていて、落馬したときあぶみから楽に抜けるような作りだそうです。
ただ刺繍が豪華なだけじゃなく、いろいろ考えられているんですね。
ちなみにアーティストさんの衣裳はペイズリー柄で世界共通の柄なんだな〜と改めて感心しました。
このところ実家となん往復もして疲れていましたがかなり気分転換できたのと、こないだ流鏑馬に行ってから馬づいていて、演奏会に向かう道すがら乗馬クラブの体験会に勧誘され行く気になっている自分がいます。(仙台でぐんまちゃんにも遭遇しました)
今、私におりてきているワードは馬のようです(笑)