漢方スクールに通っていた頃、毎回手鏡でその日の舌の状態をチェックする時間がありました。
これでなにがわかるの?
不思議でしたが、漢方薬局のカウンセリングでも鍼灸院でも必ず舌を見せてといわれていました。
スクールのテキストには様々な舌の写真が載っていて、ピンク色でうっすら白い苔のついた状態を健康と定義するのだそうです。
ここしばらく葬儀などで多忙を極め舌チェックを忘れていましたが、疲労の溜まった今の状態はどうなのか久しぶりに確認してみました。
自分なりに養生していたせいか思っていたより悪くもなく(色も形もそこそこ)安心しました。
数日前から小豆の煮汁を飲んで残った豆を箸休めに食べていたのです(私は水が滞りやすく舌の縁に歯型がつきやすいので利水作用のある小豆で対応していました)
そして今日はブラッシュアップのため上海中医薬大学の舌診講座を受講してきました。
起きてすぐ舌チェックをして、その日の行動を決めていくといいですねとアドバイスをいただきました。
ここで「それができたら苦労しないわ‼︎」などといってはいけません。
予定ありきの人生ではなく身体ありきの人生なのですから。
自分の身体が出すシグナルをできるだけ無視しないで過ごしたいものです。
ちなみに私の嫌いな煙草は精神を安定させる治療として使われることもあり、一概に悪いばかりではないと合わせて教わりました。