漢方スクールつながり
私のブログを読んでくれるのは時間のある方、介護経験者、漢方に興味があるのいずれかと思いますが、同じ漢方スクールの卒業生の方がたどり着いて読者登録してくれました。なんか嬉しい。もう10年ちかく前に遠距離介護の合間を縫って通学し往復だけでクタクタになっていました。懐かしいなぁ。
受講しようと思ったきっかけは当時認知症に抑肝散がよいらしいと聞き父経由で母に処方してもらったことにはじまります。飲んで2週間ほど落ち着いていたようですがそもそも「証(しょうといわれる体質)」の見立てができない物忘れ外来のドクターの処方ですしね、合っていませんでした。
以後おかしなスイッチが入ったのか症状が進んだのかむしろ徘徊が酷くなり、昼夜問わず連日警察に捜索願いを出すようになりました。これは私がまちがえたせいかも⁇と思い漢方とはどういう仕組みなのか勉強しようと思ったのです。なにがどう繋がるかわかりませんね。夜中の国道で頭から流血した状態で発見された母は13ヶ所問い合わせしてようやく受け入れ先がみつかり脳に損傷はなく傷口を縫っただけで済みました。
そこから窓も玄関も二重三重に補助鍵とつっかえ棒をするようになりました。掃き溜めのようなゴミ屋敷の片付けと進行していく母の認知症の追いかけっこで更年期の私は体調不良のまま遠距離介護に必死でした。いっしょに介護していた父が突然死し母もすぐにあとを追い不安で押しつぶされそうななか葬儀、法要、相続を2年連続で済ませました。
過労からか機能性ディスペプシア(胃腸障害)を発症し37kgまで激痩せし鍼灸と漢方薬の助けを借りて今に至ります。心の状態がそのまま身体にあらわれるのを体感し養生方法など綴っています。
