幼少から樹木や草花に囲まれて暮らしていました。
祖父が定年退職してから庭づくりに精を出し200株ほどのバラ園もありました。
芝生にゴルフホールがありパター練習ができました。そのために毎日芝刈りしなければいけませんでした。
高く伸びた竿ヒバは梯子に登って手入れすると1本につき1週間かかります。
生活のほとんどが庭仕事で占められ、それが収入に結びつくはずもなくただの趣味道楽でしかありません。
幼少から「綺麗なお庭ですね」と褒められても季節の花が咲くのが当然と思っていました。
自分で手入することもなく整備する大変さがわからなかったんですね。
それが急遽引き継ぐことになりやり方もなにも教わっていなかったため雑草との戦いに消耗しクタクタになってしまいました。
ここに住んで毎日草むしりしても間に合わない。
そういうレベルでした。
特に雨上がりの伸び方は酷く私が不在でも草むしりしてもらえる地元の友達に頼んでいっせいにやってもらいました。
シーズン中いっかいやった程度では間に合わず見えるところだけ手抜きしながらやっていましたが、母の容態が急変し葬儀を出し中途半端になりました。
どこでやめるかの線引きが重要なようです。