急に本家の家督を継いだため、檀家寺院とのつきあい方も引き継ぎせず喪主や施主を引き受けることになりました。
慣れた人ならとうに知っていることも、私としてはそんな細かいしきたり聞いてないし‼︎ということばかり。
檀家総出のお墓掃除ぐらいしか知らなかったため、棚経や回忌法要のお布施をどのぐらい包むのか、祖父母の当たり年をチェックするのもすっかり忘れており住職から教わりました。
今年は祖父母が二十七回忌、父が三回忌、母が一周忌と四人同時の当たり年です。
それぞれの夫婦が同じ年に亡くなったのはなにかの仕掛けなのか、二年続きの葬儀でただでさえクタクタの私はまたメンタルが落ちてきました。
法要そのものがストレスなのではなく、親戚にお知らせして出欠確認を取り食事会のセッティングとお土産の品を選び発注するなどの事務が辛いのです。
席次表を作り住職にも声がけし仏様の人数分のお膳を用意して本堂へ届けます。
お布施と塔婆代を包み、本堂用とお墓用のお花、お菓子・果物を用意し当日持参します。
もうね、考えただけでヘロヘロですよ。しかも私は普段遠くに暮らしてますからね、打ち合わせのためだけに帰省したり準備のために前のりしたりしてきたわけです。
そのあたりを住職に相談すると
「おつとめができればいいんですよ」
とのことで食事会はなしと決断しました。
メインはそこじゃないですしね。
お盆がすんですぐお彼岸で法事のおよばれも増える時期ですが、参列する方はどうぞ施主を助けてあげてください。
不慣れだと小さなことで悩み聞く相手もわからなかったり不安で仕方ないものなんです。