のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

宗派ごとの法事スタイルまとめ

地域と宗派で異なる法事

今年は両親・祖父母・親戚の当たり年で3宗派の法事に出席しました。いずれ施主になるまたは参列する方むけにおさらいしておきます。

臨済宗妙心寺派

宮城県北部エリアでは供養膳を当たり年のご先祖様の数+無縁さまの分(コンビニのお弁当でもOK)と供花、お供え菓子、フルーツ盛りを持参し本堂で読経→塔婆を持ってお墓参り→旅館などで法事懐石を食べる(住職もご招待する)

 

参列者にはおふかし(黒飯)と三品盛り(みしなもり)と呼ばれる調味料セットやマドレーヌなどの焼き菓子と食べきれなかった料理も折詰めにして持ち帰ってもらいます。

真言宗智山派

宮城県南部エリアでは供養膳、お供え、お墓参りまでほぼ同じですが会食に住職は招待しません。お持ち帰りもほぼ同じですが三品盛りはつきません。

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浄土真宗

こちらは派が不明なので先日の様子から。読経は尼崎の墓地で行い、西宮の和食レストランで住職は呼ばず食事会、参列者には菓子折りなどの手土産を。

いくら包むのか

臨済宗真言宗では参列者は一般的に1万円包みます。近い血縁だと3万円かなと思います。住職へのお布施は「お気持ち」です。

 

浄土真宗は近い身内でしたので皆んなで相談して1人5万円にしました。そのなかで住職へのお布施(お車代含む)や供花、お供え菓子、食事会の費用、手土産代を賄いました。

 

高い安いの価値観は人それぞれ、地域や宗派にもよる暗黙知ですから参考までに。