週刊と月刊
最近はマンガを読まないのでわからないのですが、昔は同じ漫画雑誌でも週刊〇〇と月刊〇〇がありました。
週刊〇〇はハイペースの執筆で読者をぐいぐい引っ張る力があり毎週発売日が楽しみでした。少ないお小遣いを握りしめて本屋さんへ向かったものです。
私の一押しは有吉京子先生のSWAN
地方のバレエ学校出身の主人公が東京のバレエスタジオを経てロシア留学からのアメリカでプリマドンナになるというサクセスストーリーでした。
内容もさることながら絵が美しくて私ごのみだったのです。
月刊誌はりぼんVSなかよし
当時はキャンディキャンディがテレビ放映されていましたからね、クラスの女子のほとんどがなかよしを買っていたと思います。付録も魅力でした。
地方の田舎暮らしでしたから「東京では付録だけ売ってるお店があるらしい」と聞き羨ましかったのを覚えています。2つ欲しいものもありましたから。
先日同年代の人とはなしていてキャンディが従軍看護師になったといったら驚かれました。
そこまで読んでいる人は少なかったのでしょうか。
アンソニーの薔薇とテリーとの相思相愛、丘の上の王子様がアルバートさんだったオチには驚きましたが。
忘れてならないのは同時期に連載されていた一条ゆかり先生の砂の城
駆け落ちした相手が記憶喪失になり別の家庭を築き亡くなり、その愛児を引き取り新たな関係性を築くというストーリーでしたがこれも絵が美しくて惹かれました。
当時は大人の世界は憧れても理解できないものと思っていましたが、大人になってもわからないだらけです。