のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

春はお別れの季節 また会えるかな

異動の年度末

私が主宰するピアノ教室に2人のお子さんを通わせてくださった保護者さんがいますが、今月ついに下のお子さんが教室を卒業されました。合計8年も通っていただきお互いによい思い出ができました。

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認知症の母を遠距離介護しつつ、古い建物から自宅の一室をリフォームして教室を移したタイミングで最新のグランドピアノを導入しました。個人で教室運営されてる方へお話を聞きに行ったり、銀座の山野楽器で試弾してもらったりさまざまなことを参考にして今のピアノと出会いました。

 

私の願いはいつも発表会と同じ環境で練習できる場の提供と、みんなのサードプレイス・地域の交差点としての役割を果たしたいというものでした。グループをつくり意見や連絡のやり取りをしようと試みた当時はまだコミュニティという言葉が認知されておらずガラケーの人もいてあまり効果が出ませんでしたが、実家の畑で生徒さんたちと芋掘りしたり仙台まで発表会を聴きに行ったり楽しませてもらいました。

長くやっている効果

祖父が1972年に開設して来年50年になる教室は高度経済成長期は連日満員御礼でしたが、少子化や習い事の多様化も手伝い当時のような賑やかさはありません。しかし近隣に3軒もお教室があるにもかかわらず私のところが選ばれるのは地域で長くやっているから、卒業生や保護者さんの口コミなどSNS抜きの生の声によるものです。講師さんたちの努力もありますしね。

 

今後もゆるく細く新陳代謝しながら楽しい場を運営していきたいと思っています。