彼らなりの考え方や思いも理解できますよ。でもね、もう役割の済んだものに懐かしいとかいって執着しても片付かないでしょ。今に目を向けよう、安全に暮らすために処分しようと提案しても「いつか使うから」の一点張り。変化することを嫌がる。
つまずく場所に家具があってもそのほうが安心。慣れてるから。一度読んだ本をまた読むなんてないのにとっておく。見るかもしれないから。
介護保険を上手く利用すれば負担が減るのにこんなこと頼めないと思い込んでる。困りごとは声をあげなきゃ誰も拾ってくれません。おかしなプライドや若い頃はできたという勘違いが齟齬をうみます。時間が経てば老いるのは当然でそれを受け入れられないことが問題です。早く人に頼ることをおぼえてつまらない執着を手放しましょう。
それができればこちらも苦労しないのですがね。うまくいかないからストレスで胃が痛むのです。私だって楽になりたいし解放されたい。
思い通りにしようとしてるわけじゃなくお互い気分良くいたいだけなのに毎回かたくなな姿勢に嫌気がさす介護生活でした。「娘さんがいつも帰ってきていいですね〜」なんていわれても嬉しくなかった(笑)