のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

実はコロナで助かったこと

視点を変えると

片道400kmを毎月往復する遠距離介護を10年していたわけですがいつも事故や遅延なく行き来できていたのが奇跡だったんだと改めて思いますね。台風や大雪、はては地震の合間を縫っていつもうまくいっていたのですから。もしコロナ禍だったらまずは移動を躊躇する、ケアマネさんとの打ち合わせが文書や電話だけになる、直接母のお世話ができないなどなど日常のストレスで大変だったでしょう。特にうちは8LDKの魔窟さながらのゴミ屋敷でしたからね。片付けにかよっていた当時は処分したい家具など夢にまででてきて汗びっしょりで目覚めることもありました。

 

いま同じ状況下だったらとてもじゃないけれど無理だったでしょう。そもそも移動や面会に制限がある、それ以前に高齢親へのワクチン接種はいろいろ考えてしまったと思います。友人のお母様は施設で接種してすぐ亡くなりました。自己責任といわれても私なら親に打たせたことを悔やむでしょう。施設などの集団接種は任意といいつつほぼ強制でしょうからどうしようもないのかもしれませんが。

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両親とも向こうの世界で今の状況をどう見てるだろう。私が難しい判断をせずに済むよう見守ってくれてるのかな。