のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

遺産相続問題は国内外問わず

公正証書遺言をつくろう

ベトナム認知症のお母様を呼び寄せて働きながら介護された小松みゆきさんが著書の中でも触れていました。先に亡くなったお父様の相続問題がクリアになる前にベトナム入りしたため異国の地でこの面倒で複雑な手続きをしなければならなかったと。

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ベトナムの風に吹かれて (角川文庫)

片道400kmを遠距離介護していた私ですら2年連続の相続事務で胃腸障害になるほど消耗したのですからそのご苦労は想像を絶するものだったはずです。小松さんはずっと腹痛に悩まされようやく受診できたとき胆石と十二指腸潰瘍がみつかり現地で内視鏡手術を受けたそうです。

 

外国で3ヶ月以上暮らす人は在外公館に在留届けを出さなければならないが出すと国内の居住地を失って印鑑証明がとれなくなるそうでこれは盲点ですよね。そんなこと誰も教えてくれません。遺産分割協議書への押印は拇印(右親指の指紋)になるが在ベトナム大使館の領事部へ出向き担当者の目の前で押さなければならない。

ベトナム料理屋さんでご一緒させていただきました↓↓↓紫ヘアーが小松女史

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小松さんは体調が優れないなか認知症のお母様の手を引いてなんどもタクシーで大使館へ行き相続書類は国際スピード郵便で日本とのあいだを行き来したそうです。私が新幹線でなんども税理士さんと打ち合わせにかよいそれでもあとから不足書類の請求のためまた離れた自治体から取り寄せ依頼をした比じゃないですね。

父が私のために裁判所でつくってくれました↓↓↓

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遺された人の苦労は大変で介護もせず権利を主張する身内など必ずといっていいほど障害になることが起きます。うちは仲がいいからなんていうのはあてになりませんよ。ぜひ公正証書遺言を作成しましょう。