のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

母の辿った道をなぞる敬老の日

うやまう親はもういない

敬老の日はみなさんなにかされましたか⁇私はもう親を亡くしておりイベントはありません。お祝い的なことをすべき時代は折り合いが悪くずっと音信不通で居場所も知らせていませんでした。連絡してこないことを責め立てるような手紙を送ってきたり職場に電話してきてなにか送るといわれたり当時の私のいちばんの願いは「ほおっておいてほしい」だったんです。

 

母は私の仕事や交際相手が変わったとか逐一報告がないと許せず「のけものにされてる感」を強く持っておりこれだから友達のいない人はなぁと呆れていました。そうならないためやたら交友関係を広めたり無理もしましたが不自然な人づきあいというのはいずれ破綻するものです。人間関係はそのときどき最適なものが与えられるはずですから。

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田舎の旧家に嫁ぎ舅姑に対する不満を外でこぼすわけにもいかずフルタイムで働き家事育児をしてストレスがたまらないはずありません。むかしはそうやってみんなが我慢しながら暮らしていたんですね。これじゃババを引いた人が気の毒です。逃げ場のなかった母は認知症になることを選ぶよりなかったんですね。そんなことをつらつら思い出す敬老の日でした。