地方の実家管理
認知症の母の遠距離介護から10年以上、片道400km毎月往復する生活をしています。心身ともにしんどいことも多くあいまに気晴らしを入れても体力がないためよけい疲れてしまいます。父が健在なころはケアマネさんとの打ち合わせ・庭仕事などは任ており私は魔窟のような室内片付けや家事全般を担当していました。
役割分担のできた遠距離介護でしたが父が突然死し母もすぐあとを追いひとりで田舎の広い実家の管理をすることになりました。これが思いのほか大変でとくに父からなんの引き継ぎもされていない庭の手入れでクタクタです。汗だくで草刈りしても夏場は数日でもとどおりになりゴールの見えない作業で気が遠くなりました。これは今も同じです。
伐採したビワは規格の長さに揃える↓↓↓
見るとやるでは大違いなのが野良仕事。45㍑のゴミ袋がいくつもいっぱいになるほど草木を刈ってもちょっと撫でたぐらいにしか見えないものなのです。ガーデニングレベルじゃないガチの作業で慣れない私は疲弊するばかり。地元の友人、分家の叔母、シルバーセンターさんを総動員しても翌シーズンは同じことの繰り返しです。そこで2020年秋に重機を入れた大規模整地をし少し楽になってきました。
地方の実家管理に悩む人は多いと思います。売るに売れない場所だったり管理にかよう費用もばかになりません。たまたまピアノ教室など賃貸業をしている私は多くの人に助けられてなんとかなっているのです。