のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

ふるさとのありがたさ

私のルーツと居場所

若いころ進学などで上京しそのまま首都圏で暮らす人も多いですよね。通勤上しかたなくのケースもありますが娯楽や利便性などメリットをあげれば地方とは比較できない楽しさがあるでしょう。しかしそれはある種つくられた価値観で本当に望む暮らしかどうかは別です。

 

コロナ禍でのリモートワークをきっかけに、遡ればノマドが流行ったころから地方への移住(政府の促進もあるけど)も選択肢になり通信環境さえあれば必要な時だけ上京するのもありに気づいた人も多いんですよね。

 

私の場合は母の介護を卒業しても片道400km往復する生活を続けており首都圏と半々で暮らしています。もちろん負担も大きいですよ。介護中はみんなが行楽地で楽しそうにしていてもゴミ屋敷片づけや両親のお世話でおわりなぜ私には自由がないのか恨めしく思っていました。

 

しかし年齢をかさね幼なじみや同級生や祖父母の代からおつきあいのある人々に囲まれた安全な環境が、金銭で手に入れることのできないものと気づき自然に感謝が湧きあがるようになりました。

新幹線でお弁当を食べるのだけが楽しみ↓

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2拠点暮らしが可能なのは地域との関わりや繋がりを大切にしてきたおかげです。地区行事のためだけに帰省し母の健康状態が芳しくないことをさりげに周知し私の立場を理解してもらえる努力もしてきました。不在がちでも実家でやっているピアノ教室はうまく運営できています。あげればきりがないほど恵まれていてこの心境にいたるには相当な時間が必要でした。

 

あるとき都会出身者に「田舎があるっていいね」といわれ私の非地位財を羨む人なんかいるんだ‼︎と当時はわからなかったんですから。