80年超えの友人
父の幼少からの友人が亡くなりお悔やみに伺いました。娘さんたちとは子供会でラジオ体操の同じ班だったり大人になってからは同じ町会の一員として親しくさせてもらっています。互いの親の話やご近所のあれこれ近況などちょっとのお焼香のつもりが2時間超えでびっくりです。
土着民同士しかわかりえない話題が盛りだくさんでやはり昨日今日知り合ったあいだがらではないのだなと自分の恵まれた立場を認識しました。地方あるあるですね。若いころはうっすらみんな繋がってる感が嫌で早々に上京してしまいました。いわゆる誰も知らない土地で別の人生を歩みたいというやつですね。
しかし母の遠距離介護で毎月帰省せざるをえなくなり町会活動に参加し自分を認識してもらえるような行動をとるようになりました。地域のみなさんにあらかじめ事情を説明しておけば老老介護の父を気にかけてもらえるという計算もありました(あざとい)
そのかいあって親を見送るとき地域の契約構(冠婚葬祭の班)の皆さんとスムーズにやりとりできて本当に助かりました。薄れつつある地域社会とのつながりは2拠点暮らしの私を支えてくれる貴重な財産ですね。