のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

その生活設計は早晩詰むのでは

高層マンションで暮らすために

単向街書店(中国本店の書店)で宇野常寛さんのトークイベントに参加されていたバイリンガル、東大卒で有名なネット企業に勤務している中国人の方にいろいろ教わりました。6歳まで親御さんの留学で日本に暮らし中国に戻ってから再来日されサブカルについて語り合うオンライン読書会を主催されています。

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「どちらが暮らしやすいですか⁇」と訊ねると「日本」とのこと。これだけ優秀なのだし現地で豊かな暮らしができそうですが「それは超優秀な層」らしく30代すぎると企業側からの要求がかなりエグくなってきて髪の毛を失うなど高収入と引き換えにするものが大きいようです(私だったら髪を選ぶ笑)

 

不動産バブルは崩壊したといわれる中国ですが高層マンションに暮らす若い層はフルタイム共働きで16000元(約32万円)ぐらいの月収で18000元(36万円)の住宅ローンの他に生活費、教育費とかありですよとのこと。「不足分はどうするの⁇」と聞くと「親に援助してもらったり」って、えええっ⁇早晩詰むライフスタイルじゃないのか‼︎(そもそも個人の不動産所有という概念はなく70年で国家に返還するんじゃなかったかな)

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今の子育て世代はひとりっ子で4人の親から支援してもらえたとしても将来2人で4人を介護しなければなりません。そこまでの見通しはできてるのかな。日本ほど介護保険の制度も整っておらず「最悪こっちに呼びます」とその方ははなしていたけれどそれは親御さんが日本に暮らしていたことがあり文化に馴染んでいるから可能なこと。

 

今を謳歌するための歪みはいずれ引き受けなきゃならないですよね。こないだ中国へ行ったときもその話題になり同行した人が4人の親から相続できたら豊かなんじゃないかとはなしてたけれど介護費用に無知なんだなと思いました。もう少し想像力働かせようぜ。