医療面接担当
引き続き歯学部生さん相手の患者役ボランティアをしています。今年は薬学部のほうは回数が少なめで両方やるにも少しゆとりがあります。去年は歯学部の場所から乗り換えのバスや帰りの渋滞までわからないだらけでしたから。薬学部でボランティアしている友人といっしょですから心強いですね。
友人はここの歯学部でインプラント治療をうけておりかれこれ1年近くかよっているとのこと。カウンセリングをうけて耳鼻咽喉科へまわされ耳下腺も治療したほうがいいといわれてまだインプラントに辿りつかないと。え、それは必要な治療なの⁇高度な医療機関にかかったがゆえ大工事になっているのかな。治療のスケジュール表とか作成されないのかしら。
週2で通院しボランティアでも歯学部にくるためまるで臨時職員のようです。高齢のご両親の介護も並行しながらですからなかなか大変で吐き出し口もなさそうです。私でよければ少しは愚痴も聞けるし共感もできます。介護者って本当に孤独なんですよね。ボランティアでのまったく違う空間が気分転換になるといいのですが。
さて患者役台本は去年と同じで薄れゆく記憶を手繰り寄せて「あ、そういえばこうだったな」と思い出してきました。よけいなことは付け加えない、ジェスチャーしない、学生さんに助け舟を出さない。いっけんすると塩対応かもしれませんがごきげんな患者さんなんていないわけですから痛みや苦しみを正確に引き出すための練習台としてお手伝いできるといいですね。校舎も綺麗になり新しい環境での本試験を楽しみにしています。