火の鳥展
手塚治虫先生の火の鳥展をみてきました。中学生ぐらいのころほとんど読んだはずが知らないお話もまだまだありましたよ。一貫して宇宙生命(コスモゾーン)がテーマで正しい生命のつかいかたなど不老不死の火の鳥をとおしてかたっています。

「その生き血を飲めば死なない」死ぬことが恐怖だった古代から未来まで永遠の命をほしがる人たちによっていつも捕獲されそうになるけれど誰もその生き血を飲めた人はいない(後半のほうで飲ませてもらえた人がいたようですが)火の鳥にみえるものも宇宙生命体のひとつでしかない。私たちもみんなコスモゾーンのひとつなのだと繰り返し解きます。これがおそらく手塚先生のいいたいことだったのかな。
個人的には鳳凰編で片腕の我王が残る腕も切り落とされてその後どうなったのか気になっています。コミックス全巻小さなサイズであるようですから揃えてみようかと思ったり。会場はたくさんの原画が飾られていて今みてもまったく古くない、むしろ未来編のストーリーに現在が近づいているような気がしました(手塚先生の頭脳をどこかに保管できなかったのか残念です)絶筆となった「ネオファウスト」は当時父が朝日ジャーナルを購読しており私も毎週読んでいました。つづきはいつか向こうの世界で読めるかな⁇


帰りは自分へのおみやげにトートバッグと火の鳥のマスコットを買いました。マスコットはちょっと躊躇したのですが鳥好きとしては素通りできずトートバッグにつけて悪目立ちしてやろうと思っています(笑)https://hinotori-ex.roppongihills.com/