のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

秋が物悲しくなるのは理由があるの

秋の日は釣瓶落とし

 

日に日に夕暮れが早くなり朝夕冷え込んできてなんだか寂しくなる季節ですよね。

 

漢方の世界で秋は「容平」ようへいといって万物の成熟、容(かたち)が平定することをいいます。

 

五行(木 火 土 金 水)でいうところの金にあたり方角は西で悲しみや憂いの感情とリンクします。

 

古代から悲しさや憂いを感じる季節と考えられているのですね。

 

この時期、冬に向けた養生をきちんとしておくことで次の季節を健やかに過ごせます(相生関係)

 

今の過ごし方が少し先の自分の助けになります。

 

じゃどうすればいいのか。

 

①乾燥を防ぎ肺の働きを助ける

②冷えに注意する

③基礎体力を養う

④気候の変化に対応する

⑤補陰(潤いを与える)

 

どれもこれもふ〜んという当たり前のことばかりですが、スポーツや食欲の秋‼︎などと煽られつい過度な運動や食べすぎに走ってしまいがちです。

 

身体のなかの陽の気が衰えていく時期(夏至を境に陰の季節に移行しています)なので、冬に備えた生活を意識するといいですね。

 

ちなみに私がしていることは慌てて厚着をせず(少しずつ寒さに慣れていく)自然の中で深呼吸(実家は自然いっぱいです)寝るときは首にタオルを巻きマスクをして喉の乾燥を防いでいます。

 

邪気が首元や背中の風門というツボから入るのを防ぎ、いつも喉が潤い風邪を引かなくなりましたよ。