もっと劇場に足を運ぼう
タイパ(タイムパフォーマンス)とはほど遠い劇場で映画を観るなんて今どきはやらないかもしれません。お若い人は倍速で要点だけをかいつまんでざっくり内容を理解して友達と話を合わせるそうですから。演技の「間」とか行間を読むとかしないんですかね。勉強、仕事、恋愛、おしゃれ、自己啓発と多忙を極めてるでしょうからしかたないのかもしれません。そういう社会にしてしまった大人の責任でもあります。
私も暇なわけではないのですが白内障手術で最後列でも字幕がみえるようになりせっかくだから劇場へ足を運ぶようになりました。以前なら気になる作品があっても開始・終了時刻とそのごの調整が面倒だったりコンタクトやメガネでもイマイチな見え方で意欲が薄れていました。
しかし手術後は近くに劇場があるのだし安くならなくてもわざわざ行くようになりました。やはり大きなスクリーンでの鑑賞は「わかった気」になるのとは違いますしね。その時間を確保するため家事を済ませて帰宅後も余韻に浸れるように工夫をしています。実はドキュメンタリー映画も好きで都内の小さな劇場へ行ったりします。
日本人の忘れもの 小原浩靖監督と↓↓↓
葛根廟事件の証言 田上龍一監督と↓↓↓
監督さんの舞台挨拶があったり直接おはなしできたりのおまけもたまにあって、これはやはり劇場へいく醍醐味ではないでしょうか。