辻村寿三郎の人形たち
公開中の映画八犬伝をみてきました。後発白内障の治療もすんで濁りのない目で鑑賞できてしあわせです。お若い方はご存知ないでしょうが幼少期NHKの人形劇を夢中になってみていた世代ですからどう描かれているのかストーリーのおさらいもしておきたかったのです。
おどろおどろしい怨霊の記憶ばかりで若かりしころの薬師丸ひろ子さん主演の作品も劇場でみましたがやっぱり理解できていない(笑)今回の作品は著者の滝沢馬琴先生と葛飾北斎の絡みですすんでいきます。ネタバレになるので劇場でみてね。公開から1週間ほどでパンフレットは完売、入荷は未定というほどの人気。しかたなく⁇ムック本を購入しましたがこれがわりとあたりでしたね。
実は里見家ゆかりの場所を巡るツアーに申し込んでおり当日までに予習しておかないと‼︎と焦りもあったんですね。歴史的な背景をざっくりなぞっておけば現地のお城やお寺を紹介されてもついていけそうです。こういう機会でもなければわざわざ行かないだろうエリアを存分に味わえたらなと思っています。
それにしても滝沢馬琴が最後は両目失明しながら28年かけて作品を完成したそうで職業作家としての執念のこもった作品なのだとわかりました。おそらく私と同じ白内障だったのかもしれません。