親家片
親の家の片付け問題は定期的に話題になりますが、4年の歳月をかけて魔窟からバリアフリー住宅にリフォームした私の実体験を綴っておきます。
きっかけは認知症
母が診断された当時の実家はゴミ屋敷、魔窟でした。私も気力体力の限界があり少しずつしか処分できませんでした。ゴミ収集日に合わせて介護帰省し、ゴミ置き場からまた戻してくる父と闘いながらの年月でした。
叔母と2人で和服処分
長年見て見ぬふりをしてきたものはいずれどうにかしなければなりませんよね。分家の叔母と2人で桐箪笥2竿と70枚ほどの和服を処分しました。澱んでいた空気がいっきに晴れたのを覚えています。
貸し衣装店を営む叔母はリメイクで母の和服を蘇らせ形を変えて私のもとへ戻ってくるものもあります。
新しい命を吹き込まれた小物はまた活躍の機会を与えられました。