空腹でなにが起きるの⁇
きのうHSP(ヒートショックプロテイン)(細胞の本気モードをスイッチオンする)のことを書きました。ほかには⁇
オートファジー(細胞が自分の部品をリサイクルする)がおきるんですね。え、自分で自分を再利用するの⁇そうなんです。
大人が1日に摂取すべきたんぱく質は体重1kgあたり1g。60kgの人なら60g。これに対し体内で1日に合成される生体たんぱく質は230g。差し引き170gはどこからくるのでしょうか⁇こたえは自分のからだ。生体たんぱく質として働いていたものがリサイクルされることで合成量全体の4分の3もの生体たんぱく質がまかなわれているそうです。
外から摂取するより体内でいかに正しく利用しつくり出し機能させるかが重要なようですね。
お腹が空くほどリサイクルは活発化
不要な生体たんぱく質を処理・再利用するオートファジーがもっとも誘発されるのが空腹時。12時間ほど空腹が続くと働きはじめ16〜18時間後本格的に作用するそうです。
すでにあるものを再利用できるならたくさん食べる必要もなく過重労働させていた内臓を休ませてあげられます。
断食はこれまでブラック企業のように昼夜働きづめだった消化器官に休養を与え本来の力を取り戻せるそうです。
私が去年の2月から続けている16時間絶食もまだオートファジーなど発見される前から提唱されていた考えですが、さまざまな不調が改善したというお話を聞いてチャレンジしました。合わせてグルテンフリーやナッツを常食にしたり工夫していますので続きはまたこちらに書きますね。
