のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

完全自動運転車の功罪

SF小説家の安野貴博さん

都知事選に落選したものの安野貴博さんが気になり著書サーキットスイッチャーを読んでみました。眼科の待ち時間にぐいぐい引き込まれいっきに半分まで読みすすみました。

ちゃんと政見放送をみたわけじゃありませんが起業家かつSF作家ってどゆこと⁇と思いましたし街宣での可愛らしい奥様の存在も印象的でしたよね。


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ネタバレになるのでぼやかしておきますが完全自動運転のアルゴリズムで起業した主人公がカージャックされ解除方法のわからない時限爆弾とともに首都高を走りつづけるという内容。犯人の要求は家族が完全自動運転車の犠牲になった原因を知りたいというもの。

 

避けようがなかったのかそれともたまたまをよそおった微調整によって亡くなったのか。近未来におこりうることばかり詰め込まれたサスペンスです。犯人の要求レベルが高くそれにこたえていく主人公とのやりとりにハラハラします。しかも全世界に配信しながらですからね。主人公が少しでもごまかすと電流が走り嘘偽りの回答ができない仕組みになっています。わずか24時間のあいだに宗教や人種、事故の補償額など自動運転(レベル5)の実用化にともなうあらゆる問題が浮き彫りになりこれは映画化すべきですね。実現したら観に行きます。私は2018年に芝浦工業大学で自動運転のおはなしを聴いています↓

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安野さんは車の免許を持っていないとのことで無職になったこのタイミングで教習所へかよう予定だそうです。小説どおりなら完全自動運転になるにはまだ5年かかりますからね。やはり免許は必須でしょう。