90代の親と60代の子
少し前までは8050問題(80代の親と50代の子)がニュースになっていたのに時間が経過したせいか今は9060問題になっているようですね。この10年で解決しなかったということかな。
8050問題は80代の年金受給している親と無職で外とのつながりのほぼないおもに息子が親の死後どうするのか、または亡くなったあと対応方法がわからずご遺体といっしょに暮らしつづけて逮捕されたなどの事例を見聞きするようになりました。私だって一歩まちがえればそうなっていたはずです。だから他人事じゃないんですよ。
たまたま周囲に恵まれたおかげで遠距離介護のすえ両親を見送ることができましたが、途中で介護できなくなった、介護費用がショートしたなどあれば立ちゆかなくなっていたはずです。あぶないところでした。
9060問題は無職の60代息子さんが親なきあと暮らしがたちゆかなくなったとか自身が持病を抱えてからだの自由がきかないなど加齢で起こりうる問題ばかりです。ここに至るまで相談できる相手や場もなかったということなのかな。
根本的な解決方法は外の世界とつながるしかないのだけれど働き盛りの年代で無職の男性はなかなか本音を語れる場がないでしょう。社会情勢や事情を知らず「なんで働かないの⁇」など悪気なく聞いてくる人もいるでしょう。もうそこで心折れますよね。人にはさまざまな背景があるのだから困りごとだけに焦点をあてて親御さんと息子さんがどちらも助かる方法を提示できるといいですよね。
早い段階で「助けて」をいえる社会にしていかないと。なんでも「自己責任」と言い放っていいものなのか、それは強者の理屈じゃないのかな。ずっとその立場にいられるものでもないですよ。