自動ブレーキつきAT福祉車両という素晴らしく便利な車を手に入れましたが、ドライバーの認知機能に問題があれば免許更新されません。
秋口に最寄りの自動車学校で高齢者講習を受講した父は、交付日に免許センターで更新するだけと思っていたら、その日の視野検査でまさかの不合格(ノД`)・゜・。
60歳で緑内障と診断され、3回ほど手術しました。私も控室で手術の様子を母とモニター見学しました。もう20年以上前のできごとです。
それから経過観察で常に点眼薬の欠かせない生活に。けれどきちんと通院と定期検査を受けているお蔭で日常生活、母の介護、読書、運転どれも普通にできています。
しかし高齢者の事故がこれだけ多くなってくると、簡単に更新させるのも問題です。免許センターでの更新日にもう一度視野検査があって、緑内障の左目の視野がやや欠けているので一回目は不合格でした。
そこから父はもう一度掛かりつけの眼科で検査、夜中にこすってしまわないよう気を付ける生活をして、母を前日からショートステイに預け、午前中最高のコンディションで視野検査に臨みました。
結果は見事執念で勝ち取ったような合格です。私もとても嬉しかったです。帰り道、前から気になっていた天然温泉につかって疲れを癒してきたそうです。
通いなれた道沿いの天然温泉でも、介護で自分の時間がなくなり、何時間も家を空けられなくなり、出掛けてもすぐ帰らなきゃという気持ちで常に追い立てられてなかなか行けませんでした。
650円で天然温泉を楽しむゆとりすらなくなる生活では、介護者がまいってしまいます。
今週はケアマネさんに母の夕食介助の相談をしたことからはじまり、生命保険の担当さんが訪問してくれて、保険を解約して母のショートステイを毎週組むように手配して、免許更新まで漕ぎつけました。