有料の娯楽は皆無
都会から田舎にやってくる人は手軽なコンビニやカフェがない不便さを受け入れられないかもしれません。昔はね、そんなのなかったんですよ。全国どこでもあるという設定で暮らしてはいけないんです。おしゃれな飲食店も少ないしあっても都会じゃありふれていて新鮮味はないでしょう。なぜこのセンスとメニューでやっていけてんの⁇とむしろ不思議に感じるのでは。
田舎の人はなにをもって娯楽としているのか、それはキャンプやハイキングや釣りなど自然あいてのレジャー(山菜やきのこ採り含む)だったり、庭いじりや野菜づくりなどみずから動くものが多く金銭と交換できないことばかり。うちの伸び放題のバーブも放置してれば雑草だけどチンキ剤や入浴剤にすれば無料で贅沢を味わえます。
自分でアレンジする能力がないと田舎は退屈なだけでしょうね。野菜をつくるまたは直売所や道の駅で買ってくればおいしい料理ができます。苦手ならできるようになったほうがいいですよ。毎日のことで健康に直結しますからこんなにコスパのいいことはありません。素材をえらぶ目も養われます。
炎天下の草刈りや剪定は消耗するけれどお金を払ってフィットネスに行こうなんて思えなくなります。とにかくみずから動くことでしか利便性も娯楽も手に入りません。都会ではレベルの高い演劇や音楽を楽しめるけれどハイコストですよね。そのために働かざるをえないというループがえんえん続きます。教養は磨かれるかもしれないけれどずっと受け身です。田舎暮らしの技能は自分で開発するよりなくそれが楽しみに直結します。