ラストエンペラー弟夫妻のおうち
久しぶりに愛新覚羅溥傑さん(ラストエンペラーの弟)新婚の家に立ち寄ると中国人の見学者さんがいて作家のお父様が川島芳子さんのことを書いておられたと教えてくれました。川島さんも愛新覚羅家のご親族ですからこの場所に興味があるのでしょう。日本に住んでいても機会がなくようやくこれたそうです。お父様の書籍は日本語訳はないようですが表紙の写真をみせてもらいました。



见到您很高兴(お会いできて光栄です)とご挨拶できましたよ。うちの叔父が満洲からの引き揚げ者で大連や哈爾濱(ハルピン)に暮らしていたとはなすと驚いていました。世界は広いのにこんな近くで共通の興味をもつ人どうし出会えるなんてこれもご縁ですね。私はいつもタイミングがいいようです。
床の間の溥傑さんの書がべつのものに掛け替えられお孫さんたちが最近いらっしゃったときの写真が飾ってありました(ラストエンペラーの末裔は日本に住んでいます)季節ごとに草木が変化してますから以前とお庭の雰囲気がかわっていました。もう少し先だとみごとな紅葉がみられそうですね。とくに宣伝もしておらず無料ですからぜひ訪れてみてください。静かな大正時代の日本家屋でのんびりすごせるはずです。欄間やすりガラスの細工も見事ですよ。
https://www.city.chiba.jp/kyoiku/shogaigakushu/bunkazai/yukarinoieinage.html