換気の設計
窓掃除のために帰省したわけですが田舎の家はやたら広く気合いだけではどうにもなりません。頭のなかでざっくりとした工程表をつくり無理のない範囲で作業していきます。昔のサッシは換気用の小窓がうえについて網戸も別で掃除の大変さなど考えられていない構造です。脚立をだすところからはじめるのは面倒でしかないですよね。
とはいえ何年も放置していたのだしこのタイミングを逃せばしばらく機会はなさそうです。とくに2階窓はいつから掃除してないのか土埃でドロドロでした。母の介護がはじまってから衣類や家財の処分で日々すぎて窓なんて拭くゆとりもなかったのです。網戸の建てつけも怪しく動かせるところだけさわって桟の泥を掻き出し拭きとりました。

ここで2階東の小窓と1階西の仏間窓をあけるといっきに換気できる仕掛けに気づきました。うまくできてる‼︎両方とも閉めきってたらそりゃよくないものが溜まるよなぁと思ったり。掃除の気づきってこういうことなんですね。おそらく母が注文設計したのだと思います。数年ぶりに家屋ぜんたいが浄化されたようです。私はこのために帰省したんですね。南北の換気ばかり考えていましたが東西に風が流れる経路がちゃんと存在していました。