のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

死に方は選べる?

自分にご褒美を与えつつ葬儀後事務

連日疲れで頭がぼんやりしているところへ各方面から書類や電話が・・・ 順番にやってるので少々お待ち下さいといいたいところですが、期限のあるものや延滞税等のペナルティ案件は放置できません。 まずわからないことの問い合わせをするだけでものすごく消…

突然姿を消した父

急に目の前からいなくなるなど予想だにしていませんでした。 いつかお別れの日がくるにせよ、段階を踏んでその時を迎えるものと思い込んでいました。 だんだんと覚悟ができていくと思っていたのに。 そもそも同年代の人に比べて異様な若さと回転の速さで、高…

ラスボスまでの道のり

悲しむ間もなく様々な期限付き書類がやってくるので、それも役所関係は難しいものが多く、普段から親の生活を見ていないと「ああ、あのことね」とピンときません。 介護通知や納税手続きは父に任せていましたが、わかりやすくまとまっていたので先方に聞きな…

49日が済んで脱力

先祖代々お付き合いのある集落の人々を招く法事で私が喪主だなんて‼︎ 粗相がないかどうかばかり気になり、とても父を弔う心情ではありません。 本堂に用意する供養膳やお供物のことばかり気になって、お墓に備えるお茶やお菓子をすっかり忘れていました。 責…

納骨と49日法要

ようやく一区切りです。 大練忌というらしいです。 朝10時に本堂でおつとめと焼香をしてから墓地へ向かい納骨しました。 朝から吹雪でしたが絶妙なタイミングで青空が広がりました。 25年ぶりに墓石を動かすと祖父母の遺骨が隙間から見えました。祭壇に備え…

雑務に押し潰されそうになる

葬儀の後は納骨と法要と支払いを済ませて、それから喪中葉書の手配と宛名書き。どれもやれてない。 いずれも期限があるので他のどの届け出や手続きよりも最優先。 そうなると小難しい書類に向き合う気力は当然なくなっているし、あいまに入ってくる他の用事…

最後まで自立・自活

父はまさか浴室でおかしなことになるなど想像だにしていなかったはずです。 私は万が一のためにセンサーや通報装置、首から下げる子機を茶の間と寝室に配置しておきました。 そしていつも誰かの目につくよう、プライバシーを重視しつつ様々な人が出入りする…

献脳で病気解明できるかもしれない

献体と臓器提供は聞いたことがありましたが献脳というのは初めて知りました。 https://mainichi.jp/articles/20171029/ddm/016/040/048000c 認知症患者がこんなに増えていて、これからも増加の一途を辿ると予想されるのに実は治療方法がありません。 今のと…

親とのサヨナラを想像してみよう

どんなお別れになるか想像通りになどいきません。 父は以前から長患いや延命治療を拒否していて、苦しまずにあちらへ行きたいと願っていました。 実際その通りになったのですから天晴れ‼︎としかいいようがありません。 日本人はあまり死について語ろうとしま…

今日の雑務その他

金融機関に相続開始の告知をしに行きました。 必要書類の記入と私の本人確認証、父の謄本と公正証書遺言書の提出。 告知前はまだキャッシュカードで限度額まで下ろせますが、あとでなにに使ったぶんなのか葬儀費用の明細なり添付します。 金融機関が分散され…

パパ有難う、そしてお疲れ様

7日の朝に電話で、12日に帰省するよと話したのが最後になりました。 9日の夕方、いつも通りメールを送ってしばらくすると母の介護施設から電話がきました。 母の帰宅時刻に鍵が空いてない。父が浴槽で倒れていた。心肺停止状態だった。蘇生の見込みがなかっ…

胃瘻の現実

実際どういうものか見たことのある方は少ないと思います。親族がやっていたのでたまたま現場に立ち会いました。 意識がなくなり寝たきりでも生きられるのですが、管から栄養を流し込む準備が大変ですし、口から食べられなくなっても唾液で誤嚥性肺炎を起こし…

身内が孤独死するとこうなります

親族が生涯単身で子供もいなかったのですが、腕に技術があり晩年は友人に囲まれ楽しく暮らしていたものの、自宅で孤独死していました。 新聞受けに新聞が溜まっていて、不審に思った学生さんが地区の民生委員さんに連絡してくれて、警察が捜査に入りました。…

終末期医療にかかる費用

知りたいけれどわからない部分ですよね。どう生きたいか、どんな最期を迎えたいかを身内に話しておかないと、望まない苦しい医療を長期間受けることになります。そして費用もいつまで払えるのか。 「縁起でもない」なんて言う人がいますが、本当にそうですか…

孤独死Ⅳ

同年代の似た境遇の友人の身に起きた出来事は他人事ではありません。郷里が離れている、親が高齢で介護を必要としている、実家がゴミ屋敷化している。そのまま私にも当てはまる状況です。彼女はいつも『姉や夫のせいで自分だけが嫌な思いをさせられている』…

孤独死Ⅲ

二週間ほどで東京に戻ってきた友人から事件?の経緯の連絡がきました。昨日の記事に書いたような内容で、羽振りのよかった実家は自宅が抵当に入っており、当然お父様は公正証書遺言など残していなかったので相続できるものはなにもなかったそうです。事業資…

孤独死Ⅱ

しばらくして葬儀の為九州に帰省した友人から連絡がきました。 朝に通いのヘルパーさんが応答がないのを不審に思い通報したところ、お父様が室内で倒れている状態で発見されたそうです。彼女が到着した時、既に親族がご遺体の傍で家の片付けをしていたらしく…

孤独死

まわりの友人の親御さんもみな老いてきています。既に他界された方や施設に入所された方、在宅老老介護や遠距離介護など状況は人それそれです。 学生時代から仲良くしていた友人は九州出身で都内に所帯を構えました。地方の田舎特有の人間関係のしがらみが嫌…