宮城県の実家から山形県の銀山温泉は車でおよそ1時間半の気軽な観光地です。
幼少期から家族でよく出掛けていて、温泉街で売っている黄色いお米の粒がのった餡入り餅が大好きでした。
40年ぐらい前はほとんどの個人商店の店先で売られていました。
今回の連休で久々に訪ねて、もし売っていたら食べてみたいと思っていましたがもう作る人がいなくてあのお餅は姿を消していました。残念‼︎
昔よりこ綺麗に整備された温泉街をぶらぶら散策するだけで祖母や両親との記憶が蘇ってきました。
当時は好きではなかった山形名物肉蕎麦に舌鼓を打ち、大正ロマンの香り漂う風景を楽しんできました。(城崎温泉に似てます)
小学生時代の体育祭で花笠踊りを踊ったり、トラックが尾花沢スイカを売りに来たり身近すぎて山形の良さに気づかずいました。
奥の細道や山岳信仰、紅花、伊達家のルーツ、スキー場など魅力的な場所はたくさんあって一度で回るなど到底無理です。日本海側と内陸文化の違いも面白いです。
近すぎて知らない魅力を再発見するのにまだ遅くはないと思いました。