漢方講座では気血水のバランスで健康が保たれる、気血水の不足や過剰が未病をつくりだすとお話ししています。
未病とはなんとなく不調やすっきりしない状態、まだ病名のつかない状態ですね。特に女性に多いと思います。私も自覚があります。
更年期と遠距離介護と相続事務と実家の管理と様々なストレスが押し寄せ、もともと体調がよくなかったのに水捌けの悪さからくるむくみや栄養不足による貧血、気分の落ち込みなどまさに日替わり‼︎
そのつど証(しょう)を導き出し漢方薬を出してもらっていましたが、長期間飲み続けると胃に不調が出ることがわかりました。
去年、父が体調を崩して突然死するまで私は激やせして、みぞおちのつかえと酷い貧血で東洋医学だけでどうにもならないところは大きな病院で検査をしました。
結果は異常なしで鉄剤と胃液を調整するお薬で対応しました。
東西両方の医療を上手く使えてはじめて健全でいられるかもしれない。
漢方は病名のつかない不調に効果的だけれど、私の場合長期服用のリスクもある。
どのタイミングでやめるか、それは私にしか判断できないようです。
この言いにくいことをドクターにおはなししようと思っていたら、先方から予約時間の変更連絡がきました。
これは電話で済まさないほうがよいだろうと、当日「私の体感」としておはなししました。
ドクターはこれまでそのような症例に出会ってなかったようでしたが、お薬の説明書に私のような副作用もあるとことわりがあります。(さらにメーカーさんに直接問い合わせしました)
みぞおちや胃の痛みはちょうど大きなストレス時期と重なりお薬のせいだけとも言い切れませんが、自分の体感に気づけるのは自分だけなのでやめどきの判断も自分でするよりありません。
受講生さんにさんざん自分との対話などと語っていますが、私自身できていませんでした。
この経験も講座でお話しすることにします。