悲しめないのは死後手続きが煩雑だから
経験ある方ならご理解いただけると思いますが、身内が亡くなっても悲しみに浸れないのはその後の事務手続きや葬儀が煩雑だとわかりきっているからです。もうこれは闘病中から続きますからね。
サポートしてもらえる前提の制度
これまでの家族制度だとメイン介護者、葬儀の喪主、主たる相続人が同一でもサポートしてくれる身内の存在がありました。
しかし近年家族形態が変化しすべてをひとりで担う遺族が増えています。私がそうでした。しかも実家は離れていますから窓口で手続きするためになんども新幹線で往復しヘトヘトになりました。
そこへ心ない身内から「早く遺産を振り込んでほしい」などと急かす連絡がくればなおさら消耗します。お金がほしいなら手伝えば⁇ってやつですね。10ヶ月以内の申告期限は書類の取り寄せや申請をしているうちにあっというまに過ぎていきます。けしてのんびりしているわけではありません。
自治体のおくやみ窓口
https://www.city.beppu.oita.jp/seikatu/todokede_syoumei/koseki_jyuuminhyounado/shibou_kanren.html
https://www.city.matsusaka.mie.jp/soshiki/15/okuyami1.html
神奈川県大和市
http://www.city.yamato.lg.jp/web/content/000141610.pdf
が死後手続きのワンストップ化の先進的自治体だということです。
お住まいの自治体がどんな仕組みか調べておくとよいかもしれません。