ふるさとは温かい
地方の田舎はお喋りや噂好きな人が多くこちらが知らなくても相手が私を知っているなど当たり前です。若いころは自意識過剰でしたからそんな狭い世界で一生終わるなんて嫌だ‼︎と強く思い実際そのとおりにしていました。しかし母の介護に通うため嫌でもその環境で生きなければならなくなりました。
非地位財をたくさん持っている
小学校からの同級生がうちのピアノ教室に教えにきてくれたり、分家の叔母からの差し入れ、小さいころの私を知っているご近所さんや親戚、介護仲間や出入りの業者さんなど不在がちの私をサポートしてくれる人に恵まれていてありがたい限りです。ある人に羨ましいといわれ自分は持ってることに気づきました。
同級生のお店に買い物に行けばリアルな近況などお喋りできますし、こういうこと知らない⁇など気軽に相談もできます。毎月の新幹線での往復が辛いこともありましたが今は日替わりで行きつけのお店でランチするなど楽しみに変わりました。
長年親子関係を拗らせていた私が無事介護を卒業し温かな居場所を手に入れたのです。
