患者役ボランティア
事実と感情は切り分けなさいとビジネスの現場などでよくいわれますよね⁇こういうできごとは起きた事実だけで自分の感情を乗せないように、みたいな。しかし先日薬学部の患者ボランティアをやったときに学生さんとのやりとりをフィードバックするさい事実と感情をセットで返してくださいといわれました。
「このようにいわれて私はこう感じた」というフィードバックが必要だそうです。なるほど、人によって受け取り方はさまざま。励ますつもりが余計に落ち込まれたり気づかいを深刻に受け止めたり患者さまの性格や病状によるところが大きいですよね。
これは私自身が機能性ディスペプシア(メンタル由来の胃腸障害)になったことでどんな声がけも虚しく余計に心細くなってしまった体験から落ちてる状態の人の気持ちがなかなか厄介なことはわかっているつもりです。さてそれがうまく現役の薬学部生さんたちのお役に立てるのか。来月末にまたボランティアの勉強会があるので現場で実践できるといいなぁ。
