慣れた場は安心
業界、職業、メンバー、住まいがずっと同じだとなにが起こるか、それは「澱み」ですね。長く同じ場所にいるとどうしても馴れあいがでてきて似たような文脈の人ばかりなってしまいます。なんか嫌だなと思っても慣れたところから出るのは手間がかかるうえうまくいくかどうかも未知数です。
コミニュティまたぎみたいないいとこどりや広くうっすらかかわる場を複数持つのが理想ですがからだはひとつしかないですしね。どうしてもよく知ったところに落ち着きがちです。だからいつもとちょっとだけ違う場へ行くとか遠回りするぐらいからはじめて行動半径を広げるのが大事です。移動距離と出会う人の数が間口を広げるらしいですよ。
同じかもめ号でも特急列車のほうが新幹線車両より豪華↓


年齢を重ねると遠出したい気持ちがあっても家族の介護や自分の通院などで自由がきかなくなります。興味の対象も変化して若いころ行きたかった場所への憧れもなくなり仮に出かけてもさほど感動できなくなったりね。感情も老化していきます。そして慣れた日常に引き戻され「やっぱりここがいちばんだ」みたいに落ち着くというね。
それも悪くないですが違う環境下だと明らかにふだんと使う頭の領域が異なります。「いつものあれ」がとおらない状況を楽しめる自分でいたいですね。