新幹線が動かない
私の命綱でもある新幹線の連結部分が外れたことにより朝から昼過ぎまで動かない事態になりました。地震による脱線やちょっとした故障ならときどき見かけますがそれでも15年に及ぶ2拠点暮らしではいちどもありませんでした。これまでがつきすぎていたんでしょうか。きっとそうですね。
朝のニュースでわかってはいたものの東京駅につく頃には復旧してるだろうと踏んだのが間違いでした。みどりの窓口は長蛇の列、改札前も人だかりでいつ動くかはわからないとアナウンスが。
お彼岸帰省で供花の手配もしており庭木の剪定職人さんも作業をはじめていましたが無理に移動しても現地の乗り換えがどんどん遅くなるのは想像できます。今日の移動は諦め切符を翌日に振り替えて東京駅からとんぼ返りしました。いつも車内で楽しむお弁当は自宅で味わいました。

戻りのタクシーでドライバーさんに経緯をはなすと「親の危篤にまにあわせてくれ」とかみんなさまざまな事情を抱えてますよと。父が突然死して警察から連絡がきても呆然としてしまったのを思い出しました。母のときは夜に連絡をもらい自宅へ遺体を運ぶ手配をしながら移動しました。
2拠点暮らしは多くの人の協力でやれています。以前なら時間どおりに動かない電車に苛立つとかふつうにありましたが余裕のない中での移動で受け入れられなかったんですね。そこしかタイミングがない、介護もある、自分の体調も悪い、通院との兼ね合いなど。そんな生活じゃいつもイライラしてあたりまえ。
時間をかけて少しずつ人に頼ることを学びゆとりのある時間配分で対応できるようになってきたようです。