親の家の片付け
爽やかなおでかけ日和の連休ですね。イベントや旅行を企画している人も多いでしょう。私は母の遠距離介護で10年は連休や長期休暇に出かけた記憶がありません。ずっと魔窟のような8LDKの片づけばかりしていました。
まだ親御さんが若く自立していてもたまの帰省で老いを感じることもあるでしょう。いろんはことがわからなくなってくるんですよ。予定はまず通院ありきだったり遠くまで出かける気力体力は衰え興味も薄れていきます。若いころは料理を頑張っていても「調理定年」という言葉どおり惣菜やお弁当で楽に暮らそうというむきもあるようです。
そこでちょっと気をつけてあげてほしいのが実家の醤油さしです。いつもテーブルのうえに出しっぱなしじゃないですか⁇うちは食器棚に入れていましたがその中味はいつ入れたものかわからずどろっと固まっていて使いたくなかったですね。それで体調不良にはならないでしょうけれど常温でなんにちも新鮮なはずないですよ。

ささいなことではあるけれどそういったところに気が回らなくなる→食材管理ができなくなる→廃棄するしかなくなるのパターンですね。私は実家の480ℓの冷蔵庫2台分に満タンの冷凍食品を処分しました。老人2人暮らしとは思えない量でしたよ。使うつもりで買った肉や魚は霜だらけ、冷凍していたことすら忘れていました。
責めたりせず「お腹こわすと大変だから」とでもいってうまく処分してあげましょう。ゴミの日がわからなければ持ち帰って自宅で捨ててあげてもいいんですよ。これから介護がはじまる皆さんの負担が少しでも減ることを願っています。