積もらないしあわせ
ふだんは通年ノーマルタイヤで暮らせる場所にいますからね、冬場の地元では幼少期から苦手な雪との闘いになるわけです。ドカ雪は年に数回程度ですが交通機関はマヒする、日になんども雪かきしないと玄関からでられない、車のワイパーを立てておいても窓からドアからガチガチに凍るなどふつうです。

遠距離通学・通勤をよくやっていたものだと思います。いまはもう無理ですね。大渋滞で遅刻したとき雪の降らない地域出身の上司にこっぴどく嫌味をいわれた記憶があります(この人は同じ立場にならなきゃわからんだろうとむしろ気の毒になりました)自然をばかにするとえらい目にあいますよ。
両親は車通勤ででかける1時間前にはエンジンをかけてあたためていました。水道管が凍ることもあったかな。あたたかく便利な地域とは生活コストが違います。だから若いころ都会暮らしに憧れたんでしょうね。当時ドラマのなかでおしゃれな薄着の人々が楽しげに暮らしているのに影響されたんでしょう。実態はそうじゃないと知るよしもなかったですから。

この数年わりと積雪量も少なく助かっていましたが今朝は久々に除雪車の音で目覚めました。これをやらないと住民が生活できません。ブリザード級の吹雪の日もあり日課のウォーキングはできません。雪国はいろいろ制約のあるなかでうまく暮らしていくよりないのです。