Twitterでも盛り上がったのですが現在の檀家制度を負担に感じているのは私だけではないと思います。
以前も書きましたが実家は江戸時代から臨済宗妙心寺派の檀家で私で7代目です。
https://kotobank.jp/word/%E6%AA%80%E5%AE%B6-94886
そもそも檀家とはなんぞや?
ようは寺院のスポンサーで布施をして祭祀を執り行ってもらい墓地を管理してもらうのが今のスタイルですね。
昔はちょっと違ったようです。
三年前に私が檀家を務める寺院の本堂新築のため一口55万円からの布施を要求?されました。
父が一口支払い名前が本堂に書かれてあります。
複数支払った人は壁の上のほうに名前が貼り出してあります。
まいとし2月ごろ住職のボーナスという名目の謎の集金があり会計係が一軒ずつ檀家のいえを回ります。
いくら非課税法人とはいえ住職の生活もありますしどのように収支を合わせていくか先延ばしにもできません。
これからは廃れていく仕組みかと思われますので、直接会いたい説法を聴ききたい僧侶ならライブやフェスで、オフ会やオンラインサロンで坐禅や瞑想、作務をシェアする。
など、今すでに一部の若手や著名僧侶が取り組んでいるスタイルに変化していくでしょう。
というよりならざるをえないでしょう。
リアルな寺院という空間を維持するならヨガや書道、法話会、声明やご詠歌の練習場として地域に積極的に開放していくよりないかもしれません。
介護の悩みを仏教的に傾聴するケアラーズカフェなんかもいいですね(すでにやっている寺院があります)
ちなみにうちの寺院はそういった活動はほぼなく、葬儀や法要のときだけ有難いお話を聴けるというもったいない環境です。
ぜひ生きているうちに心のくもりが少しでも晴れるお話を聴けたら、と願っています。