のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

突然死に予兆がないわけじゃない

父が突然死して1年過ぎましたがまったく予兆がなかったわけではありません。

 

高齢ですから多少のなにかしらはありますし想定内と思っていました。

 

父は定期検診を欠かさず健康管理も人一倍気をつけていました。

 

母を介護するようになってからはなおさらでした。

 

しかし亡くなる半年前に突如言動がおなしくなり小さな脳梗塞が見つかりそこからMCI(軽度認知症)と診断されました。

 

その2ヶ月あと、やたら足首が浮腫んで何ヶ所か通院に付き添いました。(靴が履けなくてサンダルを履いていました)結局検査しても原因はわかりませんでした。

 

通いのヘルパーさんが「お父さん最近ぼんやりしてることが多いのよ」と教えてくれました。

 

私は血圧や胃腸を整える薬に新たに加わったリバスタッチという認知症を予防する薬のせいかもしれないと思い込んでいました。

 

薬は人それぞれどんなふうに効果が出るか、他のものとの飲み合わせやその人の体質でわかりません。

 

薬剤師の友人が父の掛かりつけでもあり、お薬データを全て持っています。私は飲み合わせや副作用のことを訊ねましたが「年齢の割にかなり種類が少なくこの組み合わせは大丈夫ですよ」とアドバイスされました。

 

新しく受診する病院にはファインリングしたお薬データを持参しドクターに提出していました。(両親のをそれぞれファインリングしていました)

 

おそらく小さな脳梗塞のせいで毎日できていたメールの打ち方や洗濯機の操作までわからなくなりましたが1週間ほどで元に戻り安心していました。

 

亡くなる2日前から風邪気味で受診していました。

 

亡くなる3時間前まで私とメールしていました。

 

1人で夕飯を済ませ後片付けまできちんとし日記を書いていました。

 

冷蔵庫の中に、母と半分ずつ食べていた食パンの片割れが残っていました。翌日ショートステイから戻る母に食べさせるつもりだったようです。