お正月どうするんですか?
これはただの挨拶とわかっていても親子関係がうまくいっていないと受け流せませんよね。かつての私がそうでした。なんならもう親はいない設定だった時期もありました(笑)
嫌がる質問を悪気なく畳み掛けてくる人もいます。「ご実家どこですか?」とかね。こたえを用意しとかないといけません。
やましい気持ちがどこかにある
関係性がうまくいっていないのは自分に非があり親のいいぶんが正しいからとか、いい大人のくせに高齢親の様子をみにすら行かないなどありえないという世間の尺度もあったり。たんに会いたくないだけなんですけどね。
交通費をかけてまでいっても不愉快になるのが目に見えてますからやり過ごすよりないですね。
逃げ続けられない
そうはいってもいつまでも逃げ続けるわけにもいきません。急な事故や病気でなんの準備もしていないところに連絡がきたりしますから。
突然のことにどう対処すればいいのか、日頃から実家の相談ができる相手がいなければ1人でさまざまな決断をすることになります。
事故なら相手と話し合いする、入院なら保証人になる、孤独死ならご遺体の引き受け人になり葬儀の段取りをする。
断れるか
どうしても許せない親の身元引き受け人にならざるをえないとき(警察や役所から連絡がきます)はっきり断れるかどうか。
これは断るのが悪いという話ではなく、そうなったら嫌々でも引き受ける気があるかどうか自分の気持ちを確認しておくほうがいいということです。引き受け人になることで距離を置いていた後ろめたさと嫌な気持ちがチャラになりそうならそれもありですし。
和解や解決などという安易な言葉を使うつもりはありませんが、案外最期はあっけなかったりします。拗らせたままのお別れは後味も悪く生きているあいだずっと尾を引くのではないかと思います。