のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

60年連れ添った相手を忘れてしまう現実

嫌がるのをどうやって通わせるか

叔父(母の弟)もアルツハイマー認知症と診断され数年経過しました。デイサービスを嫌がるため奥さんひとりでお世話していてヘトヘトです。先日の地震のさい電話すると昼間ひとりごとを言ってるとか夜中に急に話しかけてきて返事をしないと怒り出すとか、母のときのあるあるを彷彿とさせる「周辺症状」の数々でした。

 

介護認定受けているのにサービスを使わずいたら母のようになります。家の中のものをいたずらしたり来客や電話の相手を覚えていられないなど留守番もさせられません。いつも「見守り」が必要で気の抜けない毎日です。

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本人が嫌がっても奥さんが倒れたらどうにもなりません。地震のあと思い切って包括支援センターへ相談にいくとすぐケアマネさんが介護プランを作成してくれてデイサービスに通い始めたそうです。当日の朝はダダこねられたらどうしよう⁇と不安だったそうですがすんなり送迎車に乗ってなにごともなく帰宅したと聞き案外そんなものだよな、と思いました。

 

叔父の奥さんは認知症のことを相談できる相手が周辺におらず孤独な介護をしていて気心の知れた私はちょうど良い話し相手のようです。しかし叔父は奥さんのことは忘れて「一人暮らし」設定なそうで60年連れ添ったのに寂しいばかりです。母もそうでしたよ。50年連れ添った父のことはもうわからず私といる時だけご機嫌でヘルパーさんが驚いていました。そうやって大切な人に忘れられていくんですね。