グルテンフリーなにそれな時代
今でこそグルテンフリー生活で小麦粉製品を控えていますが有名なパン教室に通っていた過去があります。当時はまだ母の容態も安定し空き家を所有していたのもありリノベーションしてカフェをやろうなどと安易な妄想をしていました。(パン教室の前にコーヒーの淹れ方だろう)
おしゃれ女子のかようお教室は華やかで若くて綺麗な先生と6人1組の生徒で作業台を囲んでそれぞれの課題に取り組みます。進捗状況によりつくるパンの種類が違うため材料や発酵時間もバラバラですがお喋りしながら楽しい時間を過ごし、完成品をその場で食べるもよしケーキ屋さんのような綺麗な箱に入れて持ち帰るのも自由でした。
当然ものすごい量の小麦粉と砂糖、バターを使うんですよ。今なら絶対避ける材料ばかりです。しょっちゅう偏頭痛に悩まされ体質だから仕方ないと諦め薬の手放せない生活をしながら流行りものに飛びつくという世間の仕掛けにまんまと引っかかっていたんですね。
その後は体調不良からさまざまなアドバイスを少しずつ取り入れ養生生活にシフトして現在に至ります。好きだという思い込みや長年の依存から抜け出すのは大変ですよね。この業界で働く家族のいる人にとっては悩ましい問題でもあります。しかし偏頭痛は果たして遺伝や体質なのかちょっと立ち止まってみたいですね。