のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

親の介護はきょうだい仲良くが理想だけど

うまくいってるおうちばかりじゃない

自分が孤軍奮闘で遠距離介護していたせいかきょうだいが協力しあって親の介護をしているおうちを羨ましく思っていました。遠くにいる人は近くで介護している人を支えるため金銭の負担をしたりなにかしら役立ちそうなものを送ったりいつも気にかけてますよ、感謝してますよの意思表示をしたり。それがふつうと思ってたんですがそうじゃないんですね。

 

私は母が認知症と診断されたときたったひとりのきょうだいに連絡するとこれまでいかに嫌なめに遭わされてきたかを延々と聞かされ、助けを求めたつもりがむしろ地雷を踏んだかっこうになりました。こんなことなら仲良くしておけばよかったとも思いましたが時すでに遅し。昔からそりが合わないうえ親を利用するだけ利用したあげく年老いて病気になったら後ろ足で砂をかけるような振る舞いに私には頼れる身内すらいないのがはっきりしました。

 

その後はこれまで綴ってきたとおり父と二人三脚で片道400kmの遠距離介護生活がはじまりました。きょうだいは10年間いちども母の面会にくることもなく私をサポートすることもありませんでした。周囲が親の介護を話題にしたときどうやってごまかしていたのか、心が痛まなかったのかやましい自覚はあったのか。いずれ自分のおこないは返ってくるものです。