のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

移動でもっと柔軟に

環境が変わればうまくいく

都会と地方の2拠点暮らしを実践している身としては素通りできない本に出会いました。

ビジネス系自己啓発のくくりになるのでしょうけれど移動慣れがいかに大切か説いています。定住がもたらす無数の不幸、同じ場所にとどまるから能力が退化していくなどグサグサ刺さるワードがあふれています。著名人はたいがい持ち家に価値はない、新築プレミアは買った瞬間になくなる、住宅ローンに縛られ自由を失うなどほぼ似たようなことをいってますがこの本では安定を失うことでサバイバル能力が覚醒するとのこと。そして会社づとめをやめろとなんども繰り返します。

 

あるていど大人ならすぐ感化されず冷静にやれそうなことからトライしてみるといいですよね。思いつきでリセットしてどうにかなるほどイージーな世界でもないでしょうから(笑)ようは普段とちがう環境での見えかた、捉えかたを体感しできれば生き方そのものを変えられたらということなんでしょう。ありがちな「ワクワク」や「やりたいことで稼ごう」ではなくコツコツ淡々とやったことのみ現実を動かすのだと。

 

選択肢のなさで行き詰まるのは子供も大人も同じ。似たような価値観を植えつけられみんなと同じが正しいと信じ込まされ心を壊す人がいかに多いか。いじめなどはその典型で狭いコミュニティで居場所がなければ眠っている可能性にも気づけませんよね。私も実家管理のため2拠点暮らしで移動が多いのですがそのおかげで鍛えられフットワークだけは軽くいられます。叔母に「だからぼけないのよ」といわれますがまぁまぁしんどいですよ(笑)著者のような再現性はなくてもマンネリ生活に風穴があく本じゃないかな。