不在でもみんなが動いてくれる
2拠点暮らしでなぜ大家さん業ができるのか、それは私不在でもみなさんが動いてくれるからにほかなりません。今回も前もってピアノ調律をお願いしておくと(ピアノ教室の大家さんをしています)鍵を預けている管理会社の方と調律師さんが作業にきてくださり、ついでに玄関の軒下にできた蜂の巣撤去までやってくれていました。スズメバチ撃退の薬剤散布までしてくれていて感謝しかないですね。

私が到着するころおふたりはすでに次の現場へ移動しレッスン担当の講師さんが出勤していました。自分の家なのに「ただいま〜」と玄関を開けると「おかえりなさい」といわれる不思議な感覚はあたりまえじゃないですよね。みんなが私を応援してくれている、そのなかで自由を満喫させてもらっている感じかな。だからこそ感謝を忘れないよう心がけています。
ピアノ講師さんたちは郵便受けの郵便物をつどだして玄関にとりこんでくれます。検診票もまじっていて、恐ろしい金額の請求にいちはやく気づき「漏水してるかもしれないよ」と教えてくれたおかげで水道管凍結の対応をリモートでしてもらえたりお教室のゴミを出しやすいようまとめてくれたりありがたいかぎり。
開業52年のピアノ教室は管理会社さんや講師さんなど多くの人々の協力で継続できています。久しぶりに利用したタクシー会社の方に「今もお教室やってるの⁇」と聞かれ地域で認知された存在なのを再確認しました。