本人以外はおろせない
高齢者は貯金が好きですからね、入院や施設入所のときに子供が困らないよう倹約しながら定期預金にしています。うちは父が突然死したとき母の入所に必要な資金が母名義の定期になっていて1円もおろせませんでした。
そもそも認知症の母が自分の意思で定期預金にするはずないのに、父が窓口で手続きするときになんの確認もしないのがおかしい。預けるときはウェルカムですがいざ本人の治療費が必要になって解約したいと私が申し出ても母の意思確認ができなければおろせない、どうしてもというなら支払った領収書と相続人全員の署名捺印があって使ったぶんのみおろせるという回答でした。
横領するわけでもなし母本人の施設利用料や受診費をおろせないというおかしな仕組みです。認知症の人の預金が凍結されたままだと肝心なときに使えず適切な介護も受けられなくなります。今後改善されていくとニュースで見ましたがマイナンバーを提示するとか細かな縛りは免れないでしょうね。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210217/k10012871811000.html