認知症でもっとも多いタイプ
アミロイドβの蓄積や海馬の縮小がどうのこうの言われてますが15〜20年の歳月をかけてゆっくりと進行していく病です。まるで急に物忘れするようになった気がするかもしれませんが少しずつ進行した結果なのです。
小さな変化に早めに気づければ(軽度)対策がないわけでもありません。それには周囲と良好な関係にあって本人が素直であることが条件です。完全自立の父が突如おかしな言動・行動をするようになり何ヵ所も検査に付き添い軽度認知症(MC I)と診断されリバスタッチという貼り薬を処方されました。
認知症になる前の段階で進行を止める効果が期待され、担当ケアマネさんのお母様も使っていて大好きな庭の手入れができるようになったと教えてくれました。ご主人を亡くし気持ちが塞ぎ込んでなかなか回復しなかったことから高い効果を実感できたようです。
https://mainichi.jp/articles/20210429/ddm/013/040/016000c
父の場合は記憶を司る海馬の萎縮が見られ歳相応ですね、という見解でした。リバスタッチを使いはじめて3ヶ月で突然死したのでその効果のほどはわからずじまいでしたが、また新しいお薬が承認されるようなので経過を注視していきたいところです(あまり期待はしていませんが)