発表会をベストコンディションで迎えるために
祖父の代からピアノ教室の大家さんをしており私で3代目です。離れた実家で私不在でも運用できるよう母を介護中からさまざまな手を尽くしてきました。毎年夏の発表会が最大のイベントですが昨年はコロナで中止となりました。お稽古事はなにか目標を持つ方がモチベーションを保てますからとても残念でしたね。
今年は小規模ながら(集合写真を撮らない、講師の演奏なしなど)開催することが決定したので本番に合わせてピアノを調律しました。これまではなかなか私の帰省日程と合わず講師さんに立ち合いをお願いしていましたが今年は私が同席していろんなおはなしを聞かせてもらえました。
グランドピアノの内部はとても繊細なつくりで蓋が重く自分で開けることはありません。調律師さんは肉体労働ですね。うちの担当さんは細い女性ですが軽々と部品を分解していき驚きました。湿気を嫌うピアノのために温度湿度を一定に保つのがベストですがなかなかそうもいきませんね。
地元宮城のおはなしや浜松のメーカー本社横にできた新しい楽器博物館のことなどたくさん教えてもらい、来月の発表会のために大家さんとしてやれることはやったのであとは当日を楽しみにしています。
